修了後の報告
AFTER THE PROGRAM
プログラム修了後の状況について
まだ、金沢大学STELLAプログラムは、2023年度に始まったばかりです。
代わりに、GSCプログラム(旧プログラム)での活動を終え、それぞれの夢に向かって旅立った修了生のその後の足跡についてお知らせします。
修了生からの報告
ミライへの無限の可能性を見つけたかもしれない(?)先輩受講生の声をお届けします。
一緒に研究活動をしてきた仲間はかけがえのない宝物です。
私はGSCでの活動を通して研究活動の楽しさと一緒に研究活動をする仲間がいることの大切さを学びました。GSCに参加する前までは研究と関わりのない生活でした。でも、第ニステージでの活動を通して工夫して実験することの楽しさ、実験結果から考察することの面白さを知りました。また、一緒に一年問研究活動をしてきた友達はかけがえのない宝物です。
Oさん[GSC第Ⅵ期生] 石川県立七尾高等学校出身
大学でなければ出来ない研究に取り組めました。
僕は北陸先端科学技術大学院大学の教授にお世話になりながら研究を進めました。僕が行った研究は、レーザー発射装置など、非常に高価な実験器具を扱うものでしたので、金沢大学GSCに参加しなければ行えないような研究で、本事業に参加出来た事は幸運だったと思います。また本事業で志の高い同年代の人達と出会い、互いに影響を与え合い、高めあっていけたのは、非常に素晴らしい機会だったと思っています。
Sさん[GSC第Ⅵ期生] 富山県立T高等学校出身
普通の高校生活ではできないさまざまな体験ができました。
特に印象に残っているのは第一ステージでの実験です。私は魚の小さな卵の卵膜を剥がし、動きした魚の赤ちゃんの運動神経を観察するというものでした。目には見えないくらいの卵を顕微鏡を覗きながら触るのは難しかったし、初めての体験で緊張しました。ですが、実験の楽しさを知り、第ニステージでは自分のしたい実験を積極的にすることができたのがとても面白かったです。
Wさん[GSC第Ⅵ期生] 多治見西高等学校出身
何かを発見する喜びを感じ、進路の参考になりました。
私は「異なる光波長がミジンコの生態に及ぼす影響」について研究しました。研究中にミジンコの光に対する反応性が低下したり、観察している要素以外で変化が見られたり、想定していない出来事が起こったことが印象的でした。何かを自分で発見したという喜びを感じられて研究に非常に興味を持ち、 進路の参考になりました。
Hさん(第Ⅴ期生)金沢大学進学/石川県立二水高等学校出身
滅多にない体験ができました。
GSCの活動を通して放射化学という分野の一端に触れるという減多 ない体験ができました。そしてこの経験によって将来進みたい道を早々に決めることができました。早くから道を一つに定めること 利点も欠点もありますが大学1 年のときからその道を目指して進めているのでこのGSCでの経験が役に立ったと感じます。
Nさん[GSC第Ⅱ期生]京都大学進学/金沢大学附属高等学校出身
プログラム修了生の
その後
プログラム修了後に行われた種々の活動や進路等、先輩受講生のその後についてお知らせします。
主な進学先
- 名古屋⼤学
- 奈良⼥⼦⼤学
- 新潟⼤学
- ⼭梨⼤学
- 東京⼤学
- 北海道⼤学
- 東北⼤学
- 筑波⼤学
- ⾼知⼤学
- 京都薬科⼤学
GSC修了生・STELLAプログラム修了生のその他進学先
- 富山大学
- 福井大学
- 信州大学
- 岐阜大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 神戸大学
- 香川大学
- 石川県立大学
- 公立小松大学
- 防衛大学校
- 慶応義塾大学
- 東海大学
修了生交流会
平成28年(2016年)に開始したGSCプログラム(高校型)、そして令和5年(2023年)に後継プログラムとスタートしたSTELLAプログラムでは、これまでに100名を優に超える高校生・高専生たちが第二段階を修了認定されております。
科学・技術に対する関心の赴くままに学校や地域を超えてこのプログラムに集い、探求の楽しみと苦しみを共有した皆さんが、離れ離れとなってしまうのは惜しいと考えています。
金沢大学をハブとした修了生同窓会を発足することを目指し、修了生有志の皆さんと交流会開催しています。
大学の先生のご指導で研究の高度化が図れました。
GSCで大学の先生と一緒に研究を進めることで、生物の行動変化に対する優位性の統計的解析法を学ぶことができ、自分の研究を高度化できました。全国大会発表では直前までデータを取ったり発表スライドを更新したりと準備が大変でしたが貴重な発表経験となりました。
Hさん[GSC第Ⅵ期生] 金沢大学附属高等学校出身